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Channel: 釣奇妙の世界
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第7回 チヌ釣り 岡山県 下津井 与島 塩浜新港

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3月20日(日)
「今年初のファミリーフィッシング~!!与島はとっても寒かった」



 長男は今年幼稚園を卒業して、4月からは小学生となります。そろそろフカセ釣りを仕込んでやろうとファミリーフィッシングを企画しました。金曜日に一緒にポイントへ行き今まで愛用していた1.65mの竿から2.7mの新ロッドを新調しました(笑)価格は、ハサミや仕掛け等の小道具を合わせて2,480円でしたが・・・



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 場所は、いつもの与島PAから歩いて行ける塩浜新港です。アクセスが気になった方は下記の地図を参考にしてください。(与島PA→与島PA第二駐車場→トイレの周辺に車を駐車→徒歩)※コロコロがないとかなりしんどいですよ~



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 塩浜新港に近付くと、塩浜港の石積みに見たことがあるような釣り人がいました。向こうも手を振ってきます。なんといつもの「たい公望」さんの常連のK○さんでした。彼は、渡船でここまでやってきたようです。歩きの釣り人と渡船の釣り人が同じ場所にいるのは不思議な感じですが、手を振ってお別れしました。



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 塩浜新港に着くと、普段釣り座を取る左角と右波止付け根には釣り人が居ましたので、今回は余り得意ではない岸壁中央部に陣取りました。



 早速釣り準備に入りますが、まず1.65mの竿に胴付仕掛けを作り長男に釣りをさせます。しかし、今日は魚の活性がとても低くオキアミはいつも戻ってくる始末です。根魚が釣れないと後が苦しくなります。そこで、ニューロッドにてフカセ入門仕掛けを作成します。(道糸2号+ウキ止め+ウキ(2号)+クッション水中+中通しオモリ0.8号×2+サルカン+ハリス2号+チヌ針1号)




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 フカセ釣りにしては、負荷が強すぎると思う方にいらっしゃるかと思いますが、ここは足下からドン深で遠投出来ない子供仕掛けですので、きっちり仕掛けが入ることだけに重点を置いた仕掛けを作りました。



 しかしながら、いつも胴付仕掛けやサビキしかしない長男には荷が重く、ウキを見るフカセ釣りは2回流しただけで終わってしまいました。その後は、嫁さんがこの仕掛けを担当しますが、「撒餌がないと釣れる気がしない」とクレームを入れてきたので、撒餌を作成します。




 ここで長男の胴付仕掛けが、小刻みに震え始めます!!




 「お~い!!きとるで!!!」



 と大声で長男を呼ぶと、



 「おお!!きとる!!きとるよ!!」



 と大はしゃぎでリールを巻き取ります。本日1匹目は、15cm弱のカサゴちゃんでした。これで親の務めを果たした形となり、かなりホッとします。



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 それから、撒餌をも完成したので私もタックルを組みます。前回と同様のチヌタックルなので割愛します。



 ここで私と嫁さんで、フカセ釣り・長男の胴付仕掛けの3人体制で挑みますが、全くアタリがありません。金曜日に冷たい雨があったためか?魚の活性が大分低いように感じます。



 しばらくして、嫁さんのウキが入ったようで、リールを巻いてますが本人は魚が釣れたことに気が付いていません。魚影が見えたところで、長男を呼び寄せフィニッシュさせます。




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 画像では解り難いですが、30cmぐらいの大きなフグでした(笑)完全に1人で釣った様なドヤ顔ですが、真実はこんなもんです。



 それから、長男が何度もこう呟きます。



 「何で僕は2匹も釣ったのに、パパは釣れないの?」(長男)
 「わからんな~お魚さん寝てるんじゃないの?」(釣奇妙)


 最初は自分だけ釣れているから凄いでしょ?ってことで褒めてたんですが、だんだんプレッシャーをかけて来ます。



 「ねえ?僕が釣った魚だけじゃ皆で分けて食べれんよ。」



 言っている事はもっともですが、魚からの反応は全くありません。そうこうしている内に風は爆風となって非常に寒いです。防寒着は、最初から嫁さんに貸しているし、鼻水が止まらない状態ですが、子供は元気一杯です!!



 最初に、嫁さんがギブアップし一度車に戻ると言うので、「戻らない」と言った長男も一度休憩して来いと連れて行って貰いました。プレッシャーを跳ね除けるため、釣りに集中します。



 しかし・・・釣れません。こんな時は場所移動したいとず~と思っていましたが、両隣に釣り人が居るため、大移動する訳にも行かず悶々としていました。すると、左の角で釣っていた若者2人が片付けを始めましたので、帰るのを見計らって移動しました。




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 2人がかりで釣れない場所とも言いますが、私とアプローチが違うかもしれないと思いもう一回集中力を高めます。



 すると2投目で、ウキが「モソモソモソ」と沈んでいきます。半信半疑で合わせを入れると「ガツーン」と乗ってきました!!



 何とか親の面目を保った43cmのチヌをゲットしました。



 それから、2投目、今度もかなり渋いウキの入り方をします。視界から消えるまでゆっくり待ってから合わせを入れます!!



 「グーン」


 と今度はさっきよりも激しく抵抗します!!しかし、ここは岸壁波止で足場も良いですし、巻き付かれるシモリもないのでゆっくりやり取りをします。



 「ジ・・・ジ・・・ジ・・・・」


 銀狼LBDのドラグが微妙に鳴いています。それからしばらくやり取りを楽しんで取り込んだのは、47㎝のここ下津井近辺では、かなり良型のチヌでした!!




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 この2匹を釣ってあと、アタリは完全に遠退いてしまいました。暫くして長男が戻って来て、



 「お魚さん釣れた~?」



 と聞いてくるので、スカリの魚を見せてあげると、



 「これで僕とパパは、引き分けだね~♪でも、僕は3匹目が釣りたいんだ~」



 とのこと。。。非常に負けず嫌いでガンバリ屋さんですが、本日はこれ以上お魚さんは微笑んでくれませんでした。。。



 とまあ、フカセ釣りを仕込むのはまだまだ時間がかかりそうですが、ボチボチ教育していこうと思います。次回のファミリーフィッシングはもっと暖かくなってからということで4月に行くと約束し、今日の釣りを終了しました。



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 おしまい




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