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Channel: 釣奇妙の世界
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2019-第2回 マダイ釣り 岡山県 下津井 雀ノ子島

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1月12日(土)
「久しぶりの会長同行にて、波乱の下津井釣行」


 世間は3連休と言う事ですが、お弟子さんは冬眠中だし、嫁さんは「とんど!?」でぜんざいを作るとか混ぜるとかする用事があるようで、仕方なく釣奇妙は独り下津井へ向かいました。本当に仕方なく\(^o^)/


 いつもの「たい公望」さんの事務所へ着くと、本当に珍しく会長がポツンとしており、下津井ランキングナンバー2のM○さんの姿はおろか、幹事長たちの姿もありません。私もどこに行くかは決めていなかったので、


 「会長!今日はいっちょ、もんで貰えますか~?」


 とお願いして、同行して頂きました。会長と二人で出撃するのは、もう何年振りか覚えていない気がします。しかも、いつもスーパーハイテンションの会長なんですが、どうもテンションが低く後で聞いたら風邪気味とのことで、


 「インフルエンザだったら、ごめんな~!」


 っておっしゃっておりました。。。流石は会長・・・体調悪くても絶対に釣りに行くという破天荒っぷり(笑)


イメージ 1
【たい公望】さんFaceBookより引用

 前日の天気予報(TSURINEWS参照:下津井港)では、波高20cm・北東~北北東の風4~8メートル・基本的に曇天で一時雨の天気予報と言う事でしたが、終始雨が降る展開で修行のような釣りだったので、風景画像はありません(笑)


 事前に泰さんに、「マダイ出るとこってどこですか?」 って聞いていまして、「今日じゃったら、雀ノ子か岩黒南西じゃな~」って言われてましたが、場所は会長にお任せしましたところ、先週弁天西へ行ったばっかりだったので、雀ノ子へ行く事になりました。


イメージ 2
↑本日の撒餌はこちら


 本日の撒餌のレシピは、長崎遠征のあまりであるパン粉2kg・超遠投グレ・福袋から激重・チヌベストにオキアミ2角を2回に分けて混ぜました。私の釣ったチヌの腹を捌くと、意外にもチヌベストに配合されている安っぽいコーンと麦、オキアミをたくさん食べてました。意外にも釣れる配合なのかもしれません( *´艸`)


 さて、無事釣り場に到着すると、辺りは真っ暗で仕掛けを作るのにも手間取るほどでした。しかも、予報とは違い結構な量の雨が降ってきます。私は、撒餌を混ぜたり仕掛けを作ったりがいつもより段取りが悪く、会長は撒餌自体を既にブレンドしてこられているのでとっくに準備は既に終わられていたようですが、中々釣りを始められません。


 「あのシモリに立って、北に向く潮を釣ったらマダイが出ますよ~」
 「好きなところへ入っていいですよ~」

 
 お互いに場所を譲りながらも、会長は私に最後まで釣り場を決めて良いような姿勢をされていたので、遠慮なくいつもは上礁出来ない北の沈み瀬へ陣取ることにします。やっぱりマダイが釣れますよのフレーズには弱いのです(笑)


 対する会長は、雀ノ子の東側の沈み瀬へ陣取り釣りを始められました。下げ潮の弱りは狙い目のようなので、ボコボコにされないかハラハラしてました(^^ゞ 開始わずかでいきなり会長がタモ入れをされています。。。見るからに良型のチヌを取り込んでおられました( ゚Д゚)


 とりあえず自分の釣りに集中します。私の釣り座はいつもは辿り着けない沈み瀬の一番先端なので、下げの弱りから、上げ潮になっても十分釣りが可能な釣りやすい位置にあります。下げ潮の弱りの間は、足元から本流筋を狙えばマダイが出そうなので、殆ど仕掛けも投げず足元にビシバシ撒餌を撒いて同調させていきました。

 すると・・・

イメージ 3


 開始早々の会長の直後、7:44にまず一枚目をゲットしました!マダイじゃありませんでしたね~(੭ु´・ω・`)੭ु⁾⁾


 ただ、今日のタックルはマダイ狙いのくせにダイワの銀狼唯牙0.6号にハリス1.5号ですのでこれ位の魚が丁度いい気もします。


イメージ 4


 それから、9:22までの間、本命のマダイ(小)や、小チヌが飽きない程度に釣れてきます。

イメージ 5


 小チヌは6枚くらい釣りましたが、私のスカリはある程度の大きさの魚でないとオートリリースする抜け穴があるので、小チヌはすべてオートリリースとマダイ(小)はリリースしました(笑)


 下げ潮から上げ潮に変わって(転流)上げ潮が強くなると会長は、釣り座を雀ノ子の西側に移動されるみたいで、荷物をもって岩場の向こうへ行ってしまいました。これでお互い何をどうしているのかは全く分かりません。


 まもなく、会長がベストを脱いでトボトボとこちらに向かって歩いていきます。


 「どうしたんですか?」(釣)
 「こけた~!!」(会長)
 「ええ!!」(釣)


 どうも釣開始前の移動でもこけて、今度は仰向けにこけて岩場をスライディングして、ベストの裏側がザラザラになっているようです(^▽^;)


 会長の身に着けているベストやウエアは高価なものばかりなので、相当ショックのようでした。。。やっぱり雨が降っている磯は、普段よりも滑りやすいので自分も気を付けようと心に決めました。


 さて、こんなやり取りがあった間も、小チヌと遊んでいる間に密かに、実はどでかいアタリを何度も捕らえておりました。2尾は良型のチヌっぽい感じでしたが、2尾は銀狼唯牙0.6号がフル曲がりしている間に足元のシモリに当たって切れちゃいました。


「コブダイ!?」「なんかちょっと違う気がするんだけどな~」


 と思いながら北流れの本流が強くなり過ぎているので西からの引かれ潮から合流点を探ります。


 すると・・・(9:36)


 私の円錐ウキが、海中に消えていくではないですか!!合わせを入れてやると、「ギュイーン」と銀狼唯牙が大きくしなります。「コブダイ!?」って脳裏に浮かびますが、足元のシモリの少し沖でやり取りができるレベルの魚です。


 取り敢えずシモリだらけの雀ノ子なので、ドラグ性能だけで1mmも糸を出さずに耐え凌ぎます。


 「ジ・・・ジジ・・・」とATDの音が、微かに聞こえてきます。ウキが海中から出て来たので、あとはハリス分だけです!!


イメージ 6
本日最大のマダイ54cm


 何とか取れました!!「よっしゃ~!!」と絶叫したんですが、会長は岩場の向こうでなので、LINEでお知らせしときました(^^♪


 まだ釣りを出来そうな気がしたんですが、満ちてくると帰れなくなるので船着きに戻り残りの撒餌を作り直し、船着きで少し釣りをして、

イメージ 7



 10:55 さらに30cm位の小マダイ追加。


 マダイを釣った後は、小チヌさえ釣れなくなったので、さらに少し移動しましたが、全く釣れないので、会長の様子を見に行くことにします。


 さすが会長、この間既にリミットメイクされてました!しかも、会長の釣り座は、追い風で西向きなのでウキも見やすく、釣りやすそうです。雨風を正面に受けて釣りをしていたので、若干寒さも出てきています。


 「ここでやりますか~?」


 と何から何まで優しい会長なので、さらに甘えまくり釣座を交代しました。


 しかし、会長と釣り座を変わった瞬間、潮流が変わりしばらく沈黙します。会長から、「満ちて着たらその石でも食いますよ~」と言われ、「私もそう思うんですけど、ここで釣ったことないんですよね~」と返します。


 その石っていうのも、干潮時恐らく会長が足場にして乗っていたちょっと大きめの シモリのことです。やがて、雀ノ子の西側へ当たってくる潮が流速を増して北へ跳ねる潮と南に跳ねる潮がハッキリわかるようになってきて、その石を中止に左右に分かれる展開になってきました。


 「おそらくこの瞬間なんだろうな~」

 と心中でつぶやき、仕掛けを入れていくと会長の予言が的中し始めます。

イメージ 8



 11:25 シモリの際でサクッと釣れちゃいました。


イメージ 9



 12:02 何とか追加。(その間シモリに当たって2度バラシ・・)


イメージ 10
本日最大チヌ44cm


 12:32 切れたハリスそのまま1ヒロハリスでタナ恐らく1ヒロと30cm位で釣ったチヌが本日最大でした。


 天気予報が全く当たらず、ハリスは切れれまくり、リーダーも切れれて高切れし、会長はコケるという波乱もたくさんありましたが、今回は下津井の主になりつつある、会長とご一緒出来て改めて「石」の釣り方を再認識できたことと、狙いのマダイも釣れて中々の1日でした!

イメージ 11
本日の釣果 マダイ54cm~3枚 チヌ44cm~5枚(小チヌ含まず)


 さて、今回なぜマダイが釣りたかったかというと、前回釣ったマダイの寿司と鯛しゃぶが絶品だったので、今回も作ってみました。

イメージ 12



 鯛しゃぶの画像はありませんが、簡単なレシピは以下の通りです。

【出汁の取り方】
① 鍋に水とマダイのアラ、昆布を入れて沸騰させる。
② 沸騰したら昆布を取り出す。
③ 10分間出汁を取ります。その間あくを取る。
④ アラをざるで濾すと完成です。

【薬味】
ミツカンの味ぽんに大根おろし、ネギ、七味唐辛子

【お供に】
白菜、シイタケ、豆腐


 以上です!是非お試しください~


 ~ おしまい ~

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