暑さ寒さが目まぐるしく変わる6月ですが、本当に金曜日~土曜日にかけては寒かったですよね~
でもくそ暑い磯の上で釣りするよりは、過ごし易いのでは~?と前向きに考えてやっぱり釣りに行って来ました(爆)
今回も歩きたくない病を患い、いつもの渡船、「たい公望さん」にお世話になりました![]()



「おはよう御座います!!」(釣奇妙)
「釣奇妙さん~!今日はどこに上がるん?」(若船長)
「いや~決めてもらおうかなって思ってるんですが(笑)」(釣奇妙)
「本亀の北にいく~?」(若船長)
「そこって先週○○さんが撃沈したとこですよ・・・
」(釣奇妙)

今回の潮周りは、中潮ということでかなり中途半端な状況です。狙いの場所は、中潮でも釣りになるところへ行きたいと思ったので、渡船では行った事のない「与島 塩浜港西」へ行くことにしました。正式な場所を本日初めて知ります(笑)
この場所は、与島PAから歩いて行ける地磯で、過去に60cmオーバーのマダイを2枚釣っている場所です
今日の状況なら、少し釣る時間は短くなりますが、絶対マダイが釣れる気がします!!![]()



「今日は絶対釣れる気がしますよ!!
」(釣奇妙)

「え~!?釣奇妙さんがそんなこというなんて初めて聞いたよ(笑)
今日は風でも吹くんじゃない?」(若船長)

そんなやり取りの中、釣場に到着~!!
本日の天気予報は、晴天!
波高50cmのベタ凪!
実際の天気は、完全な曇天・・・
東風が猛烈に吹く時化模様・・・
って・・・私のせい!?(笑)





この釣場の狙い潮はなく大潮~小潮まで対応可能ですが、写真をみての通り満潮時間帯は足場が無くなってしまいます。よって、下げの弱りから入釣して干潮を挟み次の下げの本流時間帯までが勝負です。潮が大きいと下げの本流が早過ぎて釣りにならないので釣る時間が短く、小潮なら釣る時間が長く釣れる釣場になります。でも、マダイは潮が大きいほうが確率が高いです。![]()

釣場に到着したのは、5時過ぎです。干潮は7:50なので理想の時間帯です。急いでタックルを準備します。竿1.85号、道糸2号、ウキ1号、クッション水中、中通しオモリ0.8号、ハリス2.5号、G5ガン玉、チヌ針1号といういつものマダイ仕掛けです。(道糸2.5号は扱い難いので辞めました)
ウキ下は12m程度が平均で、25m沖までを狙います。続いて撒餌は、チヌパワームギ+白チヌ+オキアミ2角を2回に分けて作ります。

準備が出来る頃には、下げ潮も緩んできて釣りが出来る状態となってきました!一投目から、餌が残ってきます。餌取り(フグ)も少なく釣れそうな気がします。釣り開始から、1時間程経ってから、更に潮が緩んできてカサゴ、ベラ等が度々ウキを沈めてくれます。ウキが沈むたびに・・・
「うりゃ~!!!」
と大合わせを入れて、あまりの引きの弱さにがっかりする事を繰り返します。
暫く小魚の活性が高くなって来たな~とリリースを繰り返していると、右方向へゆっくり流れていたウキが、モヤモヤ~と海中に消えていきます。

「どりゃぁぁ!!」
と合わせを入れると同時に、竿に重量感が伝わってきました!!![]()

「きたぁぁぁ~!!」![]()
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「キィーン(道糸)・・・ギューン(竿)・・・」![]()
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道糸は風が切れる高い音を上げて、竿は重量にきしむ低い音を立てています。そうです!久しぶりの良型に違いありません。何とドラグまで音を立てています。ここ最近用なしのレバーブレーキに手をかけてやり取りをします。巻いても巻いても、沖へ走ろうとするこのしつこさはマダイに違いありません。
しばらく熱い攻防が続きましたが、ウキ止めが見えてきたのでほぼ勝負が決しました。何度か重苦しい突っ込みに耐えて、今度はウキが海中を割りました。後はハリスだけです!!しかし、瀬戸内海という透明度の低い海ではまだ魚体が見えません(笑)
しかも、ここから再度沖へ走りやがります・・・![]()
そして、遂に玉入れの瞬間・・・ゲットしたのは・・・



「やった!やった!やったよ~!!![]()
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」(コロ助風)



狙い通りに良型マダイをゲットしました。こんな嬉しいことはありません
小躍りしながら、写真を撮ったり、メジャーを当てたりと勝利の余韻に耽ってしまいました。![]()
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それから、更なる大物を目指しましたが、特に大したドラマも無く終了しました。贅沢をいうなら、60cmオーバーの大マダイと呼べるサイズだったらなお良かったんですが・・・![]()

【▲本日の釣果 マダイ56cm~4枚 チヌ39cm1枚 メバル1尾、ベラ、カサゴ等】
港に帰って他の釣り人の様子を探ってみると、本日は風が強かったせいかあまりぱっとしない釣況でした。釣り画報の記者が、帰ってくる釣り人にどうでしたか~?と聞いて周りますが、釣り人は節目がちになって逃げていきます(笑)
「釣奇妙さんどうでしたか?」(記者)
「いいのが釣れたんで是非取材してください。」(釣奇妙)
とまた釣り画報のタオルをゲットして、家路につきました。
おしまい